歯科衛生学科


歯科の学生6人が各々好きな道具をピックアップ!
学生目線でプロの道具についてご紹介いたします。

照射器

扁平鉤

リーマー
ファイル類

クランプ

クラウン
リムーバー

歯ブラシでは十分に除去できない細菌の固まり(歯石)を取り除くための道具です。
定期検診時にも使用されるのでご存じの方も多いと思います。歯科衛生士は、歯の表面や前歯、奥歯、歯茎の間などによって数種類あるスケーラーを使い分けているんですよ。


これは歯の欠けた部分に歯科用のレジンを流し込み、硬化させるための照射器です。
歯の特定の部位に照射するため、器具は細長いですが、そのパワーは強力です。光が直接目に入らないように、オレンジの板越しに見ながら施術します。


これは扁平鉤(へんぺいこう)という道具で、外科手術の際にほほに先端を引っかけて、視野を広げるための器具です。 先端を引っ掛け、持ち手をしっかり引いて使用します。歯科医師や歯科衛生士が使うことが多いです。


歯科衛生士が使用することはありませんが、主に歯科医師が歯の根の治療や根の深さを調べたりする際に使用する器具です。形状や長さを見分けるために種類があります。カラフルでミニチュアのようなデザインが可愛らしく、学生の間では人気です。


クランプとは金属製のバネで、歯に取り付けてラバーを固定させるための道具です。
ラバーとは口内にかぶせるゴムの布で、治療対象の歯にラバーを被せ、クランプで確実に固定し、他の歯や唾液が干渉しないようにします。歯の大きさに合わせたサイズが複数あります。


歯科技工士さんがつくってくれた歯がぴったり合うか調整する際に、外す器具として使うのが、こちらのクラウンリムーバー。
先端を歯に引っかけ、カンカンという音とともに外れる仕組みです。